魂の遍歴 父
2016年 11月 09日
ドラマを書かせていただいたクライアント様からご感想をいただきました。とてもありがたくて、嬉しいです。
わたしたちは、自分の経験で物事を決めつけてしまいがちです。
もう二度と同じ苦しみを味わいたくないと心を閉ざしてしまうこともあるでしょう。もう一度、よ〜く、見てみましょう。
愛され幸せな世界にいることに気がつくことができますように。.・〇・.。☆′☆″
オランダ人26歳の女性 髪の毛は、ブルーネット
木の床の上に 木靴を履いています。
家の中にいます。
大きな窓のある、気持ちのよさそうな部屋
皮の椅子と木の大きなテーブル
他人の家?
水を汲んでいる 大きな壺に入れている 料理に使う
スカート(赤と青のストライプ)上着(黄土色の皮の短いジャケット)
また、鏡を見ている(綺麗な女性です)若いなぁ
手にモップを持っている 掃除をしようとしています。
家族は、夫 姑 子供が2人
部屋は明るいが、家族の全てが、他人に見える
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40歳
鏡を見ている 年をとったと思う 疲れています
疲れた理由?
家族が皆バラバラになった
原因?
今、わたしは、一人 高台にいます。
呆然と村を見下ろしている
すごい炎
火事 大きな火事 街が燃える 火事!!
家は残ったけどけど家族はバラバラ
子供たちが亡くなった
一人ぼっちになってしまいました。
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そして、65歳
わたしは、ベッドの中で死を迎えようとしています。
看護師か修道女のような人が周りにいる
寂しい人生だった
最後は1人になっていた
=人を愛したい=
人を愛したように思えない
寂しい人生だった・・・・
夜、暗い石畳の上 赤いエナメルの靴を履いています。
父に靴を抜かされ裸足です。
追いかけられないように・・・
3歳ぐらいだった
ストライプのスカーと生成りに黄土色のストライプのジャケット
石畳が濡れている 1人で泣いている 周りに誰もいない
両親に置いて行かれた
母の気持ちは
幸せになって欲しい お金がないから だれかに拾って欲しい
愛しているのに でも・・・育てられない 苦しいです
父の気持ちは
邪魔だ 何か言いたいけど言えない 言葉が見つからない
もういらない 自由にして欲しい (わたしは、この人きらい)
優しいおばあさんが近づいてきて、わたしの手を引いてくれた
家に入れてくれ、パンと暖かいスープをくれた。
わたしは、おばあさんに引き取られました。
数年後
買い物をしています
買い物かごを持って街を歩いている
早く帰らないと叱られる
今一緒に住んでいるのは、違うおばあさん
置き去りにされた、わたしを引き取ってくれた優しいおばあさんは、亡くなりました。
そんなわたしの嬉しかったことは、
空から太陽の日差しが差すこと
嬉しかった
そして結婚
実は、売られました
子供に愛情を感じなかった
子供を産みたくなかったのに産まされた
そして、次の人生では
明るい家
わたしは、7歳
母もニコニコしている
わたしは、大きな声で笑っている
父は、そばで仕事をしている 木を削っている 頼もしい人
わたしが、大騒ぎをしても笑顔で、笑ってくれる
優しい両親と あたたかい家庭
思う存分笑って喜んでいるわたし
そしてわたしは、26歳
美しい綺麗な笑顔で笑っている
子供たちが戻ってきた手を広げて迎え入れています
みんな幸せそう
子供たちも笑っている
=愛することができている=
大事な子供たちです
主人が、今帰ってきた、彼が手を広げてそこに飛び込む
ハグをしてくれる
みんなで大笑いしています。
そして、わたしのこの人生は
子供たちと孫に恵まれ
充実した一生でした
人生いろいろあるが、
人を愛することが、大切
そして、自分を愛しましょう
自分が変わったら周りが変わります。
愛されています。
わたしは、働きたかった
何か作りたかった。
木のもの 幸せな過去世
木で何か作りたい
思いだす
幸せな時を思い出します。
3歳のわたしを冷たく濡れた石畳に置いていった お父さん
実は、その父もまた、同じ様に愛情をかけてもらえなかった人
なので、愛することが、うまく表現できなかった。
愛していることにも気づいていなかった。
子供と別れることが悲しいことも
ただ、言葉もなく、自由にしてもらいたいと感じていた
優しく愛されたことがなく 愛し方がわからなかった
その後わたしを捨てた両親は、水に身を投げていた。
そして、次の人生のとてもあたたかくて、優しいお父さん
実は、その前のお父さんと同じ魂 同じ人だったんです。
父は、あんなにも愛情をいっぱい持っている人でした。
同じ人だったんです。
ただ、愛情をどう表現して良いのかわからない。
豊かさが、なんであるのかも知らなかった。
次の人生のお父さんは、幼いわたしを木くずで、遊ばせてくれた。
一緒に笑ってくれた。
初めの人生では、優しく華やかな人生が、父の商売の失敗から一瞬のうちに生活に困り
お金のない生活をどうして良いのかわからなくなった。
父は、愛しているのに愛を表現するためのお金がなく 生きてゆくことが負担に思えた
「子供なんか いらない 」 そう思うことで、自分をごまかした。
小さな時の幸せから 一瞬のうちに一人ぼっちになり、優しいおばあさんとの暮らしも
おばあさんが、亡くなると 今度は、きついおばあさんにこき使われ 売られてしまった。
その後、わたしは、家庭を持ったが、そこは、まるで、他人の家だった。
わたしもわたしの父と同じ様に子供はいらないと思っていた。
無理に産んだ子供たち
わたしは、子供達を愛することができなかった。
確かに
村の火災で、子供達が亡くなってしまうまでは、愛せなかった。
夫は、家に帰ってこなくなり
わたしは、一人の生活になった
子供は、わたしを求めていたかもしれない
夫は、わたしを愛してくれていたのかもしれない
夫の声も 子供たちの声も わたしには、聞こえてこなかったから
同じ父が、次の人生では、お金ではなく 豊かな気持ちを持って接することができた。
すると、素晴らしく幸せを感じることができた。
そして、今世の父は
また、同じ魂の父 同じ父だった
今世の父は、わたしをとても大切に愛してくれた。
重すぎた
コントロールされていた
父は、神戸の震災の後 若くして亡くなりました。
私たちの魂は、何度も何度もやり直して、成長してゆきます。
いろいろな思いをもって人生を生きています。
そして、今、わたしは、父から自立して自由になり自分の人生を生きています。